[最近思う事] 2003年

                                                《 12月下旬へ》

   12月15日   ハルウララが100連敗 10頭中9着
 

 デビュー以来、99連敗中の競走馬ハルウララ(7歳、メス)に「1勝のチャンスを」と、地元の高知競馬(高知市)で、中央競馬の騎手に騎乗してもらう特別レースの構想が進められていた。

  その結果、昨日14日、高知競馬(高知市)で100戦目のレースに出場。 「ネバーギブアップ・ハルウララ100戦記念特別」と名付けられた、第7レース(午後2時20分発走、1300m)に出場。単勝1.8倍の高支持を集め、普段の3倍以上の観客を集めたが、10頭中9着となり、悲願の初勝利はならなかった。 詰めかけた大勢のファンは「よくやった」と大きな拍手を送った。

 初勝利を見ようとレース前から観客が押し寄せ、パドックに1000人以上の観客が押し寄せ、中が見えないほどであった。ハルウララはスタートから200mは3番手の好位置をキープし、スタンドからどよめきもあがったが、最後の直線で後退した。

 ハルウララは北海道三石町生まれ。98年11月、同競馬場でデビューした。敗戦を重ねてもレースに出続ける姿が共感を呼び、人気が上昇。100戦目は共同協賛レースとなり、県内外から多数の申し込みがあったほか、応援ツアーが企画されたり、馬券が「当たらない」ため、交通安全お守りなども売り出されている。【小川信】(毎日新聞)

 いいですね〜。金が絡んだレースでもこんなにも、ほのぼのとさせるレースは希です。当たらないから外して買うなどしないで、買った馬券をお守りにするなんて、最高! ハルウララです。

   
   12月14日   忠臣蔵討ち入りの日
 

  徳川家康が江戸に幕府を開いて100年がすぎた元禄時代、戦国の荒々しさは影を潜め、歌舞伎、浄瑠璃、華美な衣服など町人文化が大きく花開いた。五代将軍・徳川綱吉の「生類憐みの令」により、 特に犬が大切にされた頃です。
 勅使の饗応役(きょうおうやく)を命じられた赤穂藩主・浅野内匠頭は、元禄14年(1701)3月、江戸城本丸「松の廊下」で吉良上野介に切りかかった。
 将軍・綱吉は殿中での刃傷に大いに怒り、浅野内匠頭に即日切腹を申し付けたが、一方の傷を負った吉良には十分養生するよう見舞い、御仕置き無しとした。武士社会における喧嘩両成敗のルールに反するこの処置は、江戸庶民の反感をかうこととなった。
 主君切腹に御家断絶、城の明渡しとなった事態に、赤穂藩の家老・大石内蔵助は吉良上野介の処分と御家再興を嘆願するが叶わない。主君の無念を晴らさんと同士47名が、翌元禄15年12月14日 (旧暦、現在の1月中旬)雪の夜吉良邸に討ち入り、吉良上野介の首を討つ。その首を主君浅野の墓前に供えて本懐成就を報告した。討ち入りの後、四十七士は切腹を命じられ、 浅野家の江戸における菩提寺、泉岳寺に葬られた。今も線香の煙が絶えません。
 これを題材に、忠臣蔵というお芝居が完成し、江戸庶民を喜ばせました。
 この日、本所松坂町(現、両国)吉良邸跡や(港区高輪)泉岳寺では義士祭が行われます。

写真左;吉良邸跡 写真右;松の廊下の刃傷沙汰(吉良邸跡の浮世絵から)。  
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   12月13日  柳亭痴楽 
 

 先代柳亭痴楽「幽霊タクシー」を久々に聞きました。当時落語芸術協会の会長を務め、スポンサーと言われるほどの金離れの良い師匠でした。人気絶頂期の時病に倒れ、その後高座に立つ事が出来ませんでした。話を聞き直すと、当時の人気と勢いと力が伝わってきます。やはり名人だった噺家です。「破壊された顔の 所有者・・・」で始まるフレーズは楽しいもので、本当は男らしいイイ男でした。痴楽綴り方教室、「恋の山手線」はあまりにも有名です。

その話「幽霊タクシー」の本題のうちから、 都内を流していたタクシー・ドライバーさんの体験談。
 「雨のシトシトと降る寂しい夜。 何かありそうな、いやな感じが先ほどからしていた。池袋から新宿に向かって走っていると、お婆さんが道の中央を歩いていた。危ないな、と思って左にハンドルを切ったら、お婆さんも左に寄ってしまった。アッと!思った瞬間、お婆さんを空中高く跳ね飛ばしてしまった。お婆さんは逆さまになってこちらに向かって、ニタッと笑った。」 、「それで、どうした」、「走っている所が”さかさのばば”(高田の馬場)だった!」。

 あまりにもばかばかしい内容ですが、痴楽師匠が演ると真に迫ってものすごく、オチの後の場内の笑いの渦と、そのすがすがしさは何でしょうか。
注;池袋と新宿の間に高田馬場という、地名があります。

近日中に、マクラの「恋の山手線」を”落語の舞台を歩く”で書きます。

   
   12月12日   銀行の自動預金機
 

 我が息子が小さかった頃、お年玉を集めて銀行に預金しに行った。
 機械を見て息子は「僕のお金が、他のお金と混ざってしまうからイヤだ。だって、混ざった僕のお金が分からなくなってしまう」。
 そうかも知れない。後で自分のお金を探し出すのは容易な事ではない。息子は賢い。
 「だったら、窓口で預けたらいいよ。」、息子「やはり、僕のお金が分からなくなってしまうよ」、「大丈夫、銀行のお姉さんがちゃんとチェックをして顔を覚えていてくれるよ」。「そうか、お父さんって凄いんだ!」。ははは(・・;)
 尊敬を集める父だった。

   
   12月11日   紅葉
 
     
  松ぼっくり   落ち葉

 前日の強風と雨に打たれて、枯れ葉が落葉しています。また、目の前で雨が降るように葉が落ちていきます。松ぼっくりもモミジも地面に花を咲かせています。モミジは星のように落ち葉になった後も光り輝いています。

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   12月10日   稲取温泉夕景と朝焼け
 
  
 夕景  朝焼け

 夕方の稲取海岸の風景です。この後、土砂降りの雨と強風で、周りの景色は何も見えなくなってしまいました。
 一夜明けて、前日の雨は嘘のように晴れ渡り、日の出は見られませんでしたが、朝焼けの美しい相模灘です。松の木の下、水平線上にうっすらと伊豆大島が浮かんでいます。

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   12月9日   伊豆の踊り子街道
 

  今日から3日間、伊豆の印象を書く事にします。

 
 富士山  七滝のうちの大滝

 中伊豆・修善寺から眺めた富士山です。伊豆では紅葉が終わりかけています。その木々の間から顔を覗かせている富士山です。
 同じ伊豆の、「伊豆の踊子」で有名な天城越えをした南側、河津温泉近くの河津七滝(ななだる)のうち、大滝(おおだる)です。高さ30m有ります。この滝壺近くに天然の温泉が湧き出しています。若き女性が水着姿で温泉に浸かっています。風情が有るのやら無いのやら。

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   12月8日   ラジオCM
 

 最近ギャグナンバーワンのコマーシャルをお伝えしましょう。東京地区のラジオで流れているものです。

彼 「お父さん!」。
お父さん 「君に『お父さん』と言われる筋合いはない!」。
娘のナレーション。何年も家に帰っていなかった娘が突然帰ってきて、その上、男を連れて来たので、父親が怒るのも無理はなかった。しかし、それ以上に怒った家族が居た。
彼 「お母さん!」。
姉だった。

これから一生口を利いてはくれないかも知れない。ああ!。
CMでは、だから・・・の化粧品を使いなさい。と来るのですが、私は最近これ以上のラジオCMを知らない。

   
   12月6〜7日   ツタ
 

  塀に絡まった蔦も紅葉を始めています。

緑から赤まで様々な色を見る事が出来ます。初冬の景観です。

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   12月5日   
 

   「内気だがノッシノッシと歩く妻」    所沢  ちんぐるま

   「預金ゼロでも100点の妻といる」  長岡京 佐野茂雄

毎日新聞03.12.3.「仲畑流万能川柳」より

良いですね、こういう奥様。と、それを優しいまなざしで見ているご主人。素敵なご夫婦です。

   
   12月4日   Xmasツリー
 

 クリスマスシーズンがやってきました。先月から既に飾り付けが終わり点灯されていました。最近は何事にも早いんですね。ん!遅いのは私だけ?

東京・池袋駅前にて

 

 

   
   12月3日   ハーブ
 
    
花手鞠  ローズマリー  瑠璃茉莉(るりまつり)

 ハーブの花が咲き乱れています。と、勝手に思っています。ローズマリーは松葉ボタンの様な葉っぱで、葉をもむと素敵な香りがしますから直ぐ分かります。左の写真の花は葉っぱをもむとすっきりした香りがします。右の写真の花は強い香りはしませんが、柔らかな香りがします。やはり、みんなハーブの仲間なんでしょうね。
 身の回りにあるネギや大葉(シソ)も香草=ハーブですから、香りがすればみんなハーブ!?

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この花の名前もとこさんに教えていただきました。脱帽、礼!。ありがとうございました。

   
   12月2日   金平糖
 

 毎回の事ですが、名前は分かりませんが、金平糖の様に可愛らしく愛らしい姿をしています。
花の直径は1〜2cm位で、お菓子の国に踏み込んだみたいです。
 この金平糖は群生していて、金平糖の絨毯みたいです。

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群生の写真はここをクリック。

 またまた、とこさんが調べてくれました「姫ツルそば」と言い、ヒマラヤ原産だそうです。種も取れて簡単に増やす事が出来そうです。春頃に種が出来ますから、その時は採取して、希望者に分けても良いかな〜ぁと、思ったりして。忘れなければね。
本当に、お菓子の国に踏み込んだように、楽しくなる花です。

   
   12月1日   迎賓館
 

 赤坂にある迎賓館の正面です。アメリカ大統領やロシア・プーチン大統領が訪日した時に使った宿泊場所です。西洋風の建物ですから、どこかヨーロッパに居るような錯覚を受けます。 迎賓館の奥が、赤坂御所で、皇太子一家が住んでいます。

 第80話落語「紀州」で紹介した、赤坂紀州藩邸 上屋敷(港区元赤坂)が有ったところです。八代将軍となった徳川吉宗(よしむね、貞亨元年(1684)生〜宝暦元年(1751)没)が住んでいた所です。

 

   

 

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