[最近思う事] 2004年

 思う事が少なくなってきた年頃ですが、頭の運動にキョロキョロしながら身近な話題を伝えていきたいと思います。疑問・励まし・ご意見がありましたら  「掲示板」  に書き込んでください。そこから話題が広がれば”また楽しや”です。

                                                    ≪7月下旬へ

   7月15日   クリスティーナ
 

 クリスティーナ・レイコ・クーパー(Kristina Reiko Cooper)、彼女は若手チェリストです。彼女が練習中のチェリストの玉子達に贈った言葉。
音楽(チェロ)は、最初はテクニックを習いますが、最後は『人生の生き方と愛だ」と言っています。
イイ言葉です。

 音楽でも絵画でも芸術に関しての表現は全てその人の全人格が現れてきます。怖いものですね。 芸術の中には落語、歌舞伎、写真から彫刻など、表現芸術の全てが含まれます。

   
   7月14日   両替も手数料の時代
 

 銀行で現金を両替してもらうと手数料を取られる時代になりました。一人1日50枚までは無料ですが、それを越えるとお金(手数料)が掛かります。

 具体的に言うと、51枚以上500枚までは315円。501枚から1000枚までが630円。その後、500枚ごとに315円掛かります。
 商店やスーパー、デパートなど客商売のところは多大な経費負担になるでしょう。

 逆に細かいお金を持っていって大きなお金に換えてもらっても、手数料の対象になります。また、自分の口座から引き出す時に金種を指定して細かくしても同じく手数料の対象になります。

 金利が低くサービスも悪くなると、銀行の使い勝手が低下します。

   
   7月13日   7/13 盆の入り
 

 

 東京では7月15日がお盆ですが、皆様の所では8月15日が当たり前なのでしょうね。
 この起こりはお経「仏説盂蘭(うら)盆経」から来ています。

 お釈迦様が祇園精舎(京都の祇園で遊んでいたのではありません)にいたとき、弟子の目連(もくれん)は天界の亡き両親を仏力で捜し出しました。ところが骨と皮ばかりの「餓鬼(がき)」になっていました。食べ物を届けても、口に運ぶと燃えて炭になって食べる事が出来ません。
 お釈迦様にこの事を告げて、助言を仰ぐと、「7月15日次の修行に出発する。その僧達に修行に必要なものを支度してあげなさい。その功徳によって、両親と七代に渡る先祖の全てが苦しみから救われるだろう。」と言われた。
 その様にすると、たちまち両親は餓鬼の苦しみから逃れられた。

 これが盂蘭盆会、すなわち「お盆」の始まりです。鎌倉時代から始まり、地方によっては形を変えて、綿々と今に続いています。

 迎え火をたいて先祖を迎えると同時に、多くの餓鬼がついてきます。その餓鬼にもおもてなしとして、野菜のこまく刻んだものや素麺を飾り、周りを笹などで囲うのもビクビクの彼らの為だと言われます。邪魔なものを排斥するのではなく、一緒に歓待するところが、先人の知恵と心の広さ があるのでしょう。

送火や母が心に幾仏」  虚子

   
   7月12日   ビール講習会
 

 ビールの注ぎ方を聞いてきましたので伝授しましょう。二つの方法があります。

 其の一、ビールサーバーを用いて注ぐ方法です。グラスを傾け注ぎ口に当てビールをグラスの7分目まで注ぎその後泡を乗せます。大部分の店で生ビールを頼むとこの方法で注いでくれます。
 家庭では出来ませんね。

 其の二、ビールサーバーや瓶・缶からグラスに注ぐ時に使われます。濃厚な泡が出来て旨いですよ。この方法を「三度注ぎ」と言います。
 グラスに2〜3割静かに注ぎ、残り3〜40cmの高さから勢い良く泡を立てながら注ぐ。まるで泡だけを注ぐ感じです。口元近くで止めます。10〜20秒して泡が落ち着いたら、その上に泡を足すようにビールを注ぎ泡がグラスの1cm位盛り上がるようにします。一息ついて、最後に静かに継ぎ足して、泡を1.5cm盛り上げます。泡がクリーム状になって爪楊枝が立つと言われますが、そのぐらい濃厚な泡が形成されます。旨い!

 どちらにしてもビールと泡の比率は8:2から7:3が最良のようです。また、ビールの旨さは鮮度ですから、製造年月日を確認し、1日でも新しいものを買い求めます。日一日と鮮度は落ちますから。

   
   7月11日   
 

 
 夕方にわか雨が上がった直後、東の空に綺麗な虹が浮かび上がりました。久しぶりに見る大きな虹です。
 手前にまだ、雨雲が虹を半分隠しながら移動していますので、全景が望めません。

写真をクリックすると大きな写真になります。

   
   7月10日   散水
   東京は連日35度を超える日が続いています。7/9気象庁の報道では35度で、東銀座では42度、車の中は50度を超えています。
 庭に打ち水をするのにも、強い直射日光が当たって、ノズルの先から虹が出来ました。
 一時の清涼感を皆様も味わってください。

 それよりもエアコンが利いた所で冷たいビールの方が気が利いていますか。

写真をクリックすると大きな写真になります。

   
   7月9日   晴れ間
 

 重い梅雨の中の雲間から見せた明るい日差しです。

東京は連日30度を超える暑さが続いています。あの雷雲が懐かしい。

   
   7月8日   観光遊覧船「ヒミコ」
 

  

 漫画家・松本零士が設計監修した未来型水上船が東京隅田川で定期就航しています。
「ヒミコ」は、”ティアドロップ”(涙滴)をイメージして作られたもので、近未来を旅するイメージで乗船体験を楽しむものです。
一日4往復しています。が、連日好評のようで前売りを買わないと乗れないようです。

 写真をクリックすると大きな写真になります。

http://www.suijobus.co.jp/himiko_ship/index.html

   
   7月7日   夢と現実と
 

 落語「芝浜」で主人公魚屋の勝つぁん、酒に弱く仕事を放り投げて酒浸りになっている。「借金して友達と酒を飲んだのは本当で、大金の入った財布を拾ったのは夢か」で、酒を絶ってまともになって働いた。3年後の大晦日、女房が財布を差し出し、夢ではなく本当だったと、勝つぁんに告げた。騙した私がいけないが、気分を直して一杯如何ですかとお銚子を差し出すと、「夢になるから止めておこう」。

 喧嘩になって腕を取られた。反対の右手で相手の顔面を拳骨で思いっきり殴るとヒットした。右手が飛び上がるほど痛かったので、目が覚めた。殴ったのは夢だったが、その拳は壁を思いっきり殴ってビックリするほど痛かった。翌朝、あずき色になって腫れ上がっていた。
 喧嘩をするほど若さが残っていたのか、年甲斐もなく手が腫れるほどムキになった私が未熟なのか、判断に困った。何せ、夢の世界ですから。でも痛いのは現実の世界です。

 バカですね。こんな夢見るようでは。

   
   7月6日   出家式
 

 文京区湯島2−21にある霊雲寺派総本山「霊雲寺(れいうんじ)」で仏門に入る為の式が行われています。女性1名を含め、その年齢が小学生から20歳位の4人です。

 この式典をお寺さん側も親御さんも記録(記念)の写真を撮っています。通常のフイルムカメラで撮っていますが、大部分の僧侶や親御さんはストロボをバンバン光らせながら、デジカメで写しています。やっている事は歴史的な伝統に裏付けされたものですが、そのギャップに驚いているのは私だけみたいです。
 部外者の私は堂外からストロボはたかずに静かに撮っています。

左の写真をクリックすると大きな写真になります。
6枚組の写真で当時の式典をご紹介します。

   
   7月5日   都内唯一の地下鉄の踏切
 

  

 地下鉄の入れた場所も不思議ですが、踏切が有るのも不思議でしょ。地下鉄「銀座線」の車庫に通じる所に幻の踏切が一ヶ所、台東区東上野四に有ります。普段は線路側がしまっていて、ごく普通の道路ですが、地下鉄が入って来る時だけ、遮断機が閉まって電車が横断していきます。

 写真をクリックすると大きな写真になります。写真左;道路から見た踏切、写真右;遮断された線路から見た構内。

   
   7月4日   三菱自動車の顛末
 


 「いやだなッ前の車は三菱だ」 吟醸

後続の私が思うくらいですから、乗っているドライバーはもっと気になっている事でしょう。

 どの会社でも消費者に対して面と向かっていない、(=社内に向いている)会社は淘汰されます。雪印でも京都の鶏卵業者でも、消費者を見ずに社内、自分の保身だけを考えている企業は倒産の道を歩んでも仕方がありません。
 三菱自動車、三菱ふそう、でも、あまりにも消費者不在で自分たちの保身だけを考えていました。過去の事例を教訓に出来ないほど、長い期間、隠してきたツケがここに出てきました。財閥系でなかったら倒産の声も聞こえたでしょう。
 数年前から三菱系ディーラーのサービス部門に籍を置く友人は、「黙って直しておくのは常識ですよ。」と常々言っていたのが、今回の件で良く分かりました。会社ぐるみで隠蔽していたのです。

 消費者不在がいかに高くつくか学習できたことでしょう。三菱に対しては同情も何もありませんが、その自動車を所有しているオーナーには気の毒です。

   
   7月3日   日産自動車に絡んだ詐欺
 

 色々な詐欺が横行しています。インターネットを利用したものも数々ありますが、以下のものは電話、FAX、葉書、で通知し、諸費用をかすめ取るものです。
 皆様も、美味しい話にはどこか毒があります。一歩進む前に、当事者の所に電話を掛けて確認してください。
以下が日産が出した新聞広告です。

日産車を賞品とする懸賞・キャンペーンについての注意喚起
 
最近、懸賞やキャンペーンの事務局と名乗り、「日産車が当たりました」とお客様に電話やファックス、葉書などで連絡をし、クルマの登録に必要な諸費用を事前に銀行口座に振り込むよう要求するケースが全国で発生しております。
 日産自動車で実施するキャンペーンの賞品として自動車を当選されたお客様には、最寄りの日産自動車の販売店にご来店いただき、所定の書類に必要事項を記入、捺印等のお手続きをいただいた上で、諸費用のお支払いをお願いいたしております。
 所定の書類に記入いただく以前に、日産自動車あるいはその関係者が当選者のお客様に対して諸費用など金銭の振込みを依頼することはありませんので十分ご留意下さい。

   
   7月2日   七夕祭り
 

  

 街の商店街で、七夕祭りを開く所が多くあります。ここは浅草・合羽橋商店街。飾り付けを終わりその日が来るのを待つばかりです。

 左の写真をクリックすると大きな写真になります。

   
   7月1日   オレンジ 色の花
 

 

 凌霄花 (のうぜんかずら)。夏の花「のうぜんかずら」が咲き乱れています。オレンジ色が夏の花らしく強烈な印象を与えます。

 写真をクリックすると大きな写真になります。

 

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