[最近思う事] 2004年

 思う事が少なくなってきた年頃ですが、頭の運動にキョロキョロしながら身近な話題を伝えていきたいと思います。疑問・励まし・ご意見がありましたら  「掲示板」  に書き込んでください。そこから話題が広がれば”また楽しや”です。

                                              ≪8月下旬へ

   8月15日  どうしてビールを飲むとトイレが近くなるのでしょうか?
 

  ビールを飲むとトイレが近くなるのは多くの人が体験的によくご存じだと思います。単に”感じ”ではなく、ちゃんと科学的な研究もされているのです。
 ビールに限らず、アルコールそのものに利尿作用があります。人間の身体の様々な現象は、脳から出るホルモンの指示により生れるのですが、尿も脳からのホルモンの指示により生産されたり排出されたりします。体内の水分が少ないときに「尿を作らない」という指示を腎臓に伝えます。
  ところが、アルコールにはこのホルモンの分泌を妨げる性質があるので、尿を生産しつづけてしまいます。こうしてトイレが近くなるというわけです。
  ウイスキーや日本酒でも、同じ現象は起こるのですが、ビールはやはり他のお酒に比べても、トイレが近くなるようです。ビールには独特の物質が含まれており、その働きによって、ビールを胃から水分吸収の場である小腸に早めに到達させるのです。
  新鮮なビールは古いビールよりもトイレを近くする、というデータもあります。飲む量が多くなるからだけではないのです。

   
   8月14日  若山牧水
 

 酒と旅を愛した若山牧水。その数多いお酒の歌から夏の冷や酒(?)を味わってください。
 家で一人酒をたのしんでいるようですが、歌からは外で弟子達と呑んでいたとは、考えられません。
 私も始めはセーブしているのですがね。

かんがへて飲みはじめたる一合の二合の酒の夏のゆふぐれ」    若山牧水

   
   8月13日  13日の金曜日
   今日は気象庁始まって以来の夏日(最高気温が30度以上)の連続が38日を越えて、1923年以来新記録を達成したと言われています。猛暑が続いているのが分かります。まだ1週間ぐらい続くと予報されています。夏物が売れるはずです。

 と言う話ではなく、オリンピック競技が始まって、女子サッカーが勝ったとか、金メダル数が98個の獲得数で、あと二つを取れば100個の大台に乗る、とか。これから時差で深夜がメインの中継になるので寝不足になるであろう、とかうるさくなってきました。

 と言う話ではなく、今日は西洋では最悪の不吉な日と言われている”13日の金曜日”です。
”13”は、キリストの弟子が裏切ったのが13人目のユダだとか、死刑台の階段が13段だとか言われますが、日本の生活ではさほど不吉な数ではないとおもうのですが。
 ”4”の方が忌み嫌われますよね。今販売を開始いている、あるマンションでは部屋番号を4,9,13,を欠番としています。やはり売りにくいのでしょう。

   
   8月12日  チャタレー夫人の恋人
 

  「チャタレー夫人の恋人」、数十年前にポルノ小説ではないかと裁判沙汰になった有名な小説です。それが、今では全編マンガになって子供図書館に収蔵されています。時代は変わった、と言うか、それでいいの、と言う不安もあります。

 イギリスの小説家D. H.ロレンスの小説「チャタレー夫人の恋人(Lady Chatterley's Lover)」が1928年に発刊され,その性描写が問題となり出版の規制を受けた。ようやくその無削除を出版できるようになったのは,アメリカでは1959年,イギリスでは1960年のことであった。
 日本でも戦前から翻訳されていたようだが,伊藤整氏が1950年(昭和2年)にその完訳が出版され,刑法15条猥わいせつ文書領布のかどで,いわゆる「チャタレー裁判」を引き起こした。最高裁判所大法廷は1957年(昭和3年)に翻訳者も有罪とした。伊藤整氏がS文庫で10箇所余り星印にて削除し1964年に翻訳本を出版した。   

 その様な曰く付きの小説ですが、今見ると(マンガですから)何処がそんなに”猥わいせつ文書”なのかと不思議に思えます。それより過激な写真やマンガが多すぎるからでしょう。

 最終ページは「愛する人に 優しさと思いやりと・・・ 安らぎを与えること−−。」 で、終わっています。

   
   8月11日  丹沢山脈
 

 神奈川県・丹沢山脈に浮かぶ真夏の雲です。丹沢はいつも曇っていて、と言うより霧に囲まれた山々です。その山並みに浮かんだ夏の雲です。
 ここには”大山”が有ります。標高1252メートルの一名、雨降山。頂上の大山阿夫利神社は雨乞いの神で、あめふり神社がなまって、阿夫利神社となったくらいですから、年中霧が掛かって、山は雨が降っています。

多摩にて、写真をクリックすると大きな写真になります。

   
   8月10日  全国、都内各地の打ち水週間18(水)〜25(水)のイベント
 

 ”余り水を利用して打ち水をしよう”と言うイベントがあります。昨年までは東京だけの催しでしたが、全国的に広げて、打ち水週間18(水)〜25(水)が行われます。余り水の再利用 、気温を1〜2度下げられる、ことを基本に実施されます。詳しくは下のホームページへ。

http://www.uchimizu.jp/  「打ち水かわらばん」より

打ち水【うちみず】
打ち水とは涼を得たり、土ぼこりが舞い上がるのを防ぐために昔から行われてきた日本人の知恵の1つです。そして現代の打ち水とは、夏の暑い日に熱くなった路面などに水を撒いて、都市の気温を下げること。

打ち水の効果【うちみずのこうか】
地面に撒いた水の蒸発効果により地表面の温度が下がり、熱放射を和らげることによって気温の低下を促します。打ち水効果を最大限に活かすためには、緑陰部分への散水が最も効果的だとされています。また地表面を緑化できない場合は、歩道部分などに透水性のある敷石等を敷くことによって、打ち水による表面温度の低下が期待できます。

   
   8月9日  香取神社祭礼
   当地の香取神社祭礼が8日・日曜日執り行われました。今年は本社御輿巡幸の年に当たっています。朝から宮出しが行われ、夕方神社に戻ってきます。4年に一度、炎天下の男達の目が狂っています。
 この御輿はものすごく珍しい明治11年に完成したこんにゃく御輿」と言われ、屋根から下の本体の部分が、今まさに壊れる寸前ではないかと思うほど、前後に揺れ動くのです。担ぎ手の調子に合わせサンバのリズムよろしく動きます。現在国内にここと、九州に1基しか存在しない、珍しく、貴重な神輿です。

写真をクリックすると大きな写真になります。

   
   8月8日  秋の訪れ?
  昨日は立秋でした。 二十四節気の一つ.太陽黄経135度。
 年間で最も気温の高い時期か、それをいくらか過ぎた盛夏期。真夏日(日最高気温が30度以上の日)の日数は7月で3.0日、8月で4.5日が平年値。まだ夏の様相は濃いが、日射や風、虫の鳴く声にもどこか秋の気配が感じられる。 夕方の早まったのを感じます。
 東京では30度を超える日が続いていますが、過去の記録を超えるのは確実だと、気象庁は言っています。そんな記録はいらないって言うの。
   
   8月7日  旧七夕
 

うつくしや 障子の穴の 天の川」    小林一茶

七夕の逢はぬ心や雨中天」   芭蕉

 芭蕉23歳の頃の作。天の二星がせっかく逢いに来たのに、この雨では・・・。逢えば「有頂天」に行けたのに、これでは「雨中天」、嗚呼。ちなみに有頂天は、元々仏教用語 。
 7月では雨が多くてダメだが、8月なら大丈夫でしょう。七夕祭りを8月にするところも多くあります。
 旧暦の7月7日は今年8月22日になります。七夕を年3回楽しめます。

うちょう‐てん【有頂天】  (広辞苑)
 1.(梵語Akani ha) 色界の第4天の色究竟天。形ある世界の最も上に位置する。
 2.(梵語Bhav gra) 無色界の第4処。非想非非想天。世界の最も上に位置する。
 有頂天にのぼりつめるように、物事に熱中して我を忘れること。また、得意の絶頂。伎、与話情浮名横櫛「―へ魂は飛び上り」。「ほめられて―になる」

   
   8月6日  盛夏の花
 

 大輪の夏の花が咲いています。寿命は短く花びらが黒くなって萎んでしまいます。

アメリカ芙蓉 (アメリカふよう) 別名  「草芙蓉」(くさふよう)
 アメリカ版の芙蓉です。アラバマ地方原産。  大きい花。色は濃い赤とピンクがあります。  
 真夏に元気に咲きます。 花言葉は「日ごとの美しさ」。      
 ハイビスカスの仲間ですから、花の寿命は大変短いのですが、次々と開花しますので、いつも咲いているように感じます。          
 

   
   8月5日  夏の雲
 


 丘の上に建つマンションが人形の家のように光り輝いています。その上に夏の雲が光り輝いています。

 

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   8月4日  太陽は”東”に沈む
 

 車での帰り道、夕陽が直接目に入るのでまぶしく、サンバイザーを引き出してひとまず安心。ん!!?? 待てよ。私は東に向かって運転しています。なぜ夕陽が私の顔を射らなくてはいけないんだ!。夕陽は東に沈むのか?。やっと落ち着いて、バックミラーを見るとそこにも夕陽があります。オットとっと!二つの夕陽!。正面はギラギラ光る夕陽ですが、四角です。そーなんです、全面ガラス張りのビルに映し出された夕陽がまともに反射して光り輝いて、その全景も分からないくらい燃えたっています。かえって、直接の夕陽より拡大された夕陽の方がまぶしい。
 その照らし出された夕陽が、バトンタッチするかのように次々とお隣のビルに飛び移りながら、運転席めがけて、目つぶし光線を浴びせてくるのです。本来の西の夕陽が東からも襲いかかってくる、日没までの断末魔の争いなのかも知れません。

   
   8月3日  寝言
 

 普段会話をしているような大きな声で、寝言を言っています。

ん〜、眠い〜〜。」

いったい、どんな場所と状況で、この言葉が出てきたのでしょうか。
考え初めたら、こちらが寝られなくなりました。

   
   8月2日  背中のミッキーマウス
 

 昇り龍に降り龍ではありませんが、Tシャツの背にミッキーマウスが描かれる暑さが続いています。
 友人が曰く、「背中にミッキーマウスがいるよ」。
 東京は連日30度を超える日が続いています。Tシャツの背中に汗がにじんで濡れています。その背中に汗で濡れた絵柄がミッキーマウスになっていたのです。暑いはずです。

 アブラ蝉の飛べなくなったのが転がっています。夏が真っ只中でコオロギの鳴き声が聞こえるようになってきました。

   
   8月1日  新宿南口
 

 摩天楼のようなイメージがある東京・新宿駅南口・甲州街道口の夕景です。NTTドコモのビルがニューヨーク・エンパイアステートビルのような趣を著しています。そのビルが、夕陽に照らされ オレンジ色に光り輝いています。普段はススけたグレー色の建物なんですが、まるで外国の夕景のような雰囲気をかもしています。 左側の建物は複合デパートです。

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