木場角乗り

 

 東京・木場は木材で栄えた土地です。落語「子別れ」の舞台でもあります。

材木は運河に原木として貯木してありました。これの管理と山からここまで運んでくるのが”川並”と
呼ばれたイカダ師達です。その文化と伝統を受け継いで、保存会では今も活躍しています。
江東区登録無形民俗文化財、東京都指定無形民俗文化財になっています。


入会1年未満の子供ですが、イイ足さばきを見せています。若手も育っています。


角材の上での逆立ちです。「金のシャチホコ」の演技です。


直後、猿も木から落ちる、いえ、川並も水の中へ転落しました。
水がスプリングになって、なかなか難しいとの事です。


観ていると何でもないように見える「目隠し乗り」ですが、一番難しいようです。
目をつむって片足立ちを何秒出来ますか?目を開けると簡単なのですが。


やはり落下しましたが、よじ登って再度挑戦。


甲斐無く再度落下しました。仲間の嬉しそうな表情をご覧下さい。


ショーとしては楽しい「駕籠乗り」です。駕籠には川並の息子さんが乗っています。
もし落としたら、大きくなっても会員には入らないでしょう。無事岸までたどり着きました。


三段の三宝の上に下駄で直立しています。今日最後の大舞台です。


三宝の上から角材の上に無事飛び降りました。やんやの喝采です。


舞台を勤め上げ、意気揚々と引き上げる川並。

2005.10.16.江東区民まつりにて撮影

 

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