[最近思う事] 2007年

 思う事が少なくなってきた年頃ですが、頭の運動にキョロキョロしながら身近な話題を伝えていきたいと思います。疑問・励まし・ご意見がありましたら  「掲示板」  に書き込んでください。そこから話題が広がれば”また楽しや”です。

                                                  <5月下旬へ

   5月15日     展覧会
   上野・東京都美術館で開催中の「日府展」に行ってきました。大先輩 松原正典氏の陶芸「青磁金彩老松文大皿」が入賞して久々の喜びを噛みしめています。
 油絵の具の匂いがする会場には、平日でもあるせいかゆったりと鑑賞が出来るのが嬉しいです。

写真をクリックすると大きな写真になります。

   
   5月14日     高峰譲吉と麹菌
 

 三共の初代社長高峰譲吉(1854年〜1922年。石川県金沢市出身)、明治〜大正の化学者であり事業家。67年の生涯に多くの発明をし、日本の化学の産業力を世界に広めた、アメリカンドリームの元祖。
 最も有名な業績は、
ホルモン物質「アドレナリン」の抽出・結晶化に成功、また消化酵素ジアスターゼの抽出だろうか。日本酒造りに使われる麹菌をふすま(小麦の皮)と混ぜ、繁殖させた液から分離した。消化薬「タカジアスターゼ」は今も世界で愛用されている。
 この発見には前史がある。高峰は1889年、麹菌を活用してウイスキーの製造工程を大幅に短縮する方法を発明し、特許を取った。しかし米国に建てた工場は焼き打ちにあい、全財産を失う。再起をかけた成果が夕カジアスターゼだった。酒と薬、どちらも麹菌が独創の源泉になった。
 「高峰博士の父は医者、母は造り酒屋の娘。血は争えませんね」。また日本酒の改良を麹菌の立場から成し遂げています。
 麹菌は安全で応用が広く、日本の発酵産業を支えてきた。日本人との付き会いも古く濃い。酒も焼酎も味噌も醤油も、麹菌が欠かせない。05年には日本のチームが麹菌ゲノムを解読した。今後はその遺伝情報を使って食品以外への応用が期待される。麹菌に有用たんぱく質を生産させる研究も進む。
 日本の花は桜、鳥はキジ、蝶はオオムラサキ。微生物だけに見えにくいが、「国菌・麹菌」がもっと知られていい。
 
晩年には私財を投じて日米の民間外交を推進、ワシントンのポトマック河畔の桜公園の植樹資金を支援したのも彼でした。
 今宵、高峰譲吉をおもい、麹菌で醸された吟醸酒で乾杯しよう。

   
   5月13日     解決方法はいくらでもある
 

「飛び越えられないのなら、下をくぐれ。」     
       
       If you can't go over , go under.     ユダヤのことわざ

 この時期の新入生に罹りやすい5月病でもありますが、大なり小なり3ヶ月目、3年目は鬼門です。
今までの生活と違うリズムが体調を崩し、「こんなはずではなかった」と言う不安、不満が、両肩をずっしりと圧迫します。その時は、この言葉を思い出してください。
 常識と思われていた、その裏側に道がある事を・・・。
 逆に言って、昔の人も同じ悩みを抱えていたんですね。

   
   5月12日     ガン
 

 ご存じですか。日本人の死亡率トップはガンです。そのガンも3人に1人がガンに罹るというデータがあります。適齢期(?)の成人は、例えば電車に乗っていて、左右の人がガンでなかったとしたら、貴方はガンです。と言う程の高率でガンの疾病率が上がっているのです。その3人目の人にならないように、保険に入りましょう、はジョークですが、ま、気を付けましょう。

 調査ではタバコと食事で、ガンの原因の65%を占めています。「そんな事言われたって・・・」と言うのも、もっともですが、バランスの良い食材を摂取し、酒はほどほどにして(やめなくても良いんですよ)、禁煙し、ストレスをためないのが、ガンに効くそうです。ガンに効くだけではなく長寿に結びつく健康法の基本です。

 ガンで死亡しない最大の予防法は、毎日のちょっとした注意と定期健康診断です。最近の医学は進歩していますので、初期のガンでしたら完治します。安心して定期健康診断を受けましょう。

   
   5月11日     鉄はなぜ錆びるのか?
 

 よく研いだハガネの包丁もそのまま普通に水に漬けておけば、たった一晩でもかなり錆びてしまいます。ハガネでも鉄でも磨いただけでは特別の表面処理を施さない限り必ず錆びる、水分があればもっと早く錆びます。
 鉄・ハガネはなぜ錆びるのか?この謎を解くため、宇宙そして誕生間もない頃の地球に思いを馳せてみましょう。
 太陽系の火星と土星の間には、無数の小惑星が廻っています。惑星になり損なった惑星の部品か、惑星同士の衝突の為バラバラに砕けた惑星の破片とも考えられます。その微細なかけらの軌道が地球の引力圏に入り込み、空気との摩擦熱で発光し、光って落ちてくるのが夜空の一瞬に輝く流星、それが燃え尽きずに地上に落下したものはその主成分により隕石や隕鉄と呼ばれます。
 宇宙空間には酸素が殆ど無いので、隕鉄の表面は地上に落ちるまでの空気との摩擦熱で酸化していますが、切断面を見れば内部は金属鉄のままです。
  何十億年の昔地球ができた時、地上にあった鉄はこの様に金属鉄として存在していたと考えられます。その後気温が低下して海ができ、海中に原始生物が発生しました。この原始生物の子孫が上陸し、地上の植物や動物の先祖になったと思われます。植物は太陽の光を利用して当時炭酸ガスが主成分だった大気を分解して酸素を空中に放出し、炭素は植物の葉や幹などの主成分となりました。
 空気中に放出された酸素が金属鉄と化合し、酸化鉄つまり現在の鉄鉱石となりました。以後数十億年の間鉄が酸素と結びついて最も安定した状態、即ち酸化鉄(つまり錆)の状態で存在していたのが鉄鉱石です。
 溶鉱炉の原理も高温の一酸化炭素(CO)ガスにより鉄鉱石から酸素を奪い鉄に還元することにあります。練炭中毒で判るように赤血球中のヘモグロビンから酸素を奪う、怖いCOガスの力で鉄鉱石から酸素を奪い溶けた金属鉄を流し出すのです。
 人間世界にたとえれば男に当る酸素と女に当る鉄とが何億年もの間仲良く暮らしていた状態が鉄鉱石で、それを無理やり引裂くのが溶鉱炉の仕事なのです。
 日本や中国の歴史や伝説では無理やり引裂かれた夫婦が千里の道を越えて元の鞘に復したことは美談として語り伝えられますが、鉄と酸素の場合、宇宙空間はいざ知らず、地球上で使われる限り、あまねく存在する空気の約20%が酸素ですからすぐに元の鞘に戻ろうとしてくっつく、つまり化合して錆びにもどるのは当然の話です。
我々としては「ピカピカの包丁が錆びて困った」ですが、鉄と酸素の側にいわせれば「引裂かれた二人が元に戻った、めでたしめでたし」のフィナーレなのです。
 なにも鉄が錆びたのを喜んでいるわけではないが、われわれが地上で鉄製品を使おうとする限り、塗装・メッキ等何かの表面処理をして鉄と酸素を完全に隔離しない限り「錆びるのは当たり前」ということを、完全に理解して頂きたいと思います。

刃物の木屋社長 加藤俊男氏のはなし

木屋ホームページより http://www.kiya-hamono.co.jp/hamono/syatyou.html

 すごく良く解ったでしょ。学校でもこの様に男女の話に置き換えてくれていたら良く分かったのに。
あっ!学校では子供に、この様な比喩は使いませんよね。だから解らなかった。(^_-)

   
   5月10日     「行動展示」と「形態展示
 

動物本来の躍動する動きを見せる「行動展示」
  いま全国で最も勢いのあるテーマパークといえば、おそらく北海道・旭川市の「旭山動物園」ではないでしょうか。いまや年間300万人(2006年)を超える来園者を集め、国内では東京の上野動物園を越える堂々1位の動物園になった。わずか10年前の1996年には来園者が26万人まで減少していた旭山動物園が、なぜここまで劇的に生まれ変わることができたのだろうか ?

 旭山動物園 http://www5.city.asahikawa.hokkaido.jp/asahiyamazoo/

  それは「展示方法」の改革にある。多くの動物園が一般的に行なっているのは、動物の姿・形を来園客に見せるという「形態展示」である。この展示方法はともかく、動物の特徴的な姿形が大勢の客に見やすいようにショーケースをつくって、そこに動物を入れるという発想である。しかし、旭山動物園の園長や飼育員たちは考えた。動物が本来持っている躍動する動きや、自然のしぐさこそ見てもらいたいと。そこで切り口となったのが「行動展示」です。

  1997年、巨大な鳥籠の中を鳥が自然の姿で飛び回る「ととりの村」の完成を皮切りに、水中トンネルを作って自由に泳ぎまわる姿を360度で観察できる「ぺんぎん館」や「あざらし館」、高さ 17メートルの位置に「空中運動場」を設置して本能的な運動を見られる「オランウータン舎」、その他「もうじゅう館」「さる山」「ほっきょくぐま館」などを次々にオープンさせた。いずれの展示も、動物の自然的で特徴的な行動をこれまでの動物園にはなかったさまざまな工夫で見せることで、来園者の人気を獲得し ました。 
 冬の間はペンギンの園内行列散歩まで見る事が出来ます。
  写真のペンギンは上野動物園にて撮影
 富士フイルムのTVコマーシャルで「直ぐDPE店に飾るからね。といって、忘れていたのを動物たちが尋ねてくる」という映像は旭山動物園でのワンショットです。

 来園者の増加で町のガラガラホテルが客室不足を起こし超満員、町の活性化に一役も二役も貢献しています。
 上野動物園や都内の水族館、天王寺動物園旭山動物園を参考にしています。

   
   5月9日     パソコンユーザのためのウイルス対策7ヶ条
 

  ■1. 最新のウイルス定義ファイルに更新したワクチンソフトを活用すること
    ワクチンソフトの導入はインターネットに接続するパソコンでは常識です。また自動で最新の定義ファイルをダウンロードしているはずですが、その辺も確認しておきましょう。私が今まで使っていたワクチンソフトは重く、またワクチンソフトにこちらが使われているようで、削除して「ウイルスセキュリティZERO」を使っています。

  ■2. メールの添付ファイルは、開く前にウイルス検査を行うこと
    添付ファイルは分かった相手か、信頼出来る相手以外は疑ってみましょう。特に拡張子がvbs・bat・pif・exe・com・scr・lnkが付いているファイルは相手に再確認して、それから開きましょう。確認が取れないときは、即削除。必要なファイルならまた送ってくれますよ。
 html形式のメールではその中にウイルスが組み込まれている可能性があります。テキスト形式でのみ受取ましょう。親しい友人からのメールは着信後、自動添付されているhtmlを開いて楽しみましょう。

  ■3. ダウンロードしたファイルは、使用する前にウイルス検査を行うこと
    また、信頼の置けるところからダウンロードする事。いかがわしいものには手を出さない事。

  ■4. アプリケーションのセキュリティ機能を活用すること
    インターネットエクスプローラには、セキュリティ機能がありますので、それも活用しましょう。OSのWindowsXPではservicepack2の導入を必ずしましょう。

  ■5. セキュリティパッチをあてること
    上記アプリケーションのセキュリティ機能の最新版で、安全性を高めましょう。

  ■6. ウイルス感染の兆候を見逃さないこと
    パソコンの動作が不安定になったり、フリーズしたり、アプリケーションが起動しにくくなったりしたら、ワクチンソフトでウイルスの存在をチェックしましょう。

  ■7. ウイルス感染被害からの復旧のためデータのバックアップを行うこと
    ここまで神経を使って感染しないように心がけても、交通事故と同じように汚染される事もあります。その時の為に自分のデータは絶対買えませんので、バックアップを必ず取りましょう。これはパソコンの故障で動かなくなったときに備えてパソコンを使う人は常識です。当家の息子はこれをしなかった為に 数年分の写真ライブラリーを瞬時に無くしました。

 独立行政法人 情報処理推進機構 セキュリティセンターのアドバイスを元に書き加えています。

   
   5月8日     立川談春の好きなものの一つ
 

 今、落語家・若手ナンバーワンと世間で言われている、談春のものの見方がまた素晴らしい。

 「バクチ。人間を観察するのにこれ以上に面白いジャンルを知らない。ツイていない時よりツイている状態にその人間性が垣開見える。
 人間苦しい時は他人の目を気にする見栄があるが、嬉しい時は素てっぺんに血が昇ってはしゃぐか、変に喜びを押さえようといびつな感情、表情になってしまうか。いずれにしろ地金が表れる。芸人は酒、女、バクチは修業などと昔からいうが、そんな修業で落語が上手くなるはずもなく、酒とパクチを先人がすすめた根本には、落語家とは人間を語る商売なのだという教えがあるような気がする。ただし、人間観察などしているとゲーム自体の結果は見るも無残となる。
 ご注意召されよ。私(談春)は経験で知っている。」

毎日新聞朝刊コラム「好きなもの」より

 談春は競艇の解説者として登場します有名人ですが、並みの解説者を凌駕してしまいます。その解説には一流を通り越して、膨大な資料収集を越えた神業の領域にあります。

   
   5月7日     すずらん
    すずらんが咲き始めました。

春は花々が競ってその美しさを誇示するシーズンです。
この可憐な小さな花が雨の中美しさを際立たせています。

写真をクリックすると大きな写真になります。

   
   5月日     IE7を削除して6に戻す方法
 

 私が3月29日に紹介した最新の「Windows Internet Explorer 7」(IE7)は素晴らしいホームページ閲覧ソフトですが、未だこなれていません。フリーズしたり、他のソフトに影響をあたえたり、立ち上がりや移動が遅く 、ひどいときはパソコン自体がフリーズして前にも後にも動かなくなります。全ての動作が止まって、終了する事すら出来なくなります。そのように実用にならないときが多々あります。その時は安定しているバージョン6に戻す事をお勧めします。その戻し方は、

 マイクロソフトの http://support.microsoft.com/kb/927177 にその方法が記されています。

 簡単に言うと、 「スタート」→「コントロールパネル」→「プログラムの追加と削除」→「Windows Internet Explorer 7」をクリックして「削除」。

プログラムの追加と削除から削除すると、その前のバージョン6に戻ります。
悪戦苦闘している方は、一度試されると良いでしょう。パソコンが悪くなったのではなく”IE7”がその原因です。
 私も削除して”IE6”に戻して、さくさくと作業をしています。
 これはMicrosoftが、新しい「Vista」に買い換えさせようとしている陰謀のように思えてなりません。これは深読みしすぎでしょうか。

 畳と○○は新しい方がイイと言いますが、このIE7だけは古女房の方が最高。ですよ。

   
   5月日     映画「手紙」
 

映画「手紙」をDVDで観ました。

 主人公のお兄さんが、殺人を犯して無期懲役の刑で服役してしまいます。
 そこから、主人公は社会から差別を受け始めます。働いていた先を変わって、住まいも変わって、東京に出てきます。兄との手紙が二人を結びつけていますが、その手紙の検閲印と差し出し住所から、殺人者の弟と言う事で、後ろ指を指されてしまいます。
 彼との手紙のやりとり、友人、彼女、勤務先の会長さん、が絡んで話が進みます。

  封切り後、この映画を服役中の受刑者に観せたところ、涙が止まらなかったという話もあります。
 私も久しぶりに大量の涙を流し、感動しています。涙の件は、ただ涙腺が緩くなっただけかもしれません。

http://www.tegami-movie.jp/ 手紙公式ホームページ

   
   5月日     鯉のぼり
 

 明日は端午の節句。

 「♪屋根より高い鯉のぼり」と唄われ柱に高々と舞う鯉のぼりが珍しくなってきました。
 友人が「♪屋根より低い鯉のぼり」と皮肉を込めて唄っています。東京では屋根より高く鯉のぼりを泳がす事が出来なくなりましたし、マンションでは、ベランダから泳がしても子供の鯉がせいぜいです。

「鯉のぼり女の髪のつやゝかに」   扇橋

「またひとつ増えて嬉しい鯉のぼり」  志ん生

写真をクリックすると大きな写真になります。東白鬚公園にて

   
   5月日     探査機はやぶさ:小惑星の岩石土産に地球帰還へ始動
 

 地球から約3億キロ離れた小惑星「イトカワ」に 全世界で初めて着陸した宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ」が10年6月の地球帰還を目指し、4月25日、本格運転を開始した。4台の航行用イオンエンジンのうち3台が不調という厳しい状況だが、チームは「帰還できないと決まったわけではない」と全力を尽くす考えだ。

 はやぶさはイトカワの岩石採取を試みた直後の05年12月、燃料漏れで姿勢を崩し交信が一時途絶えたり、イオンエンジン2台が不調になるなど、トラブルが続出。4月20日、さらに1台が使えなくなった。 残りの1台で地球への帰還を目指すが、プロジェクトマネジャーの川口淳一郎教授は「黄色か赤信号がともっている」と述べ、帰還は厳しいとの見通しを示した。帰還には1万時間近いエンジン稼働が必要だが、1台では心もとないため、チームでは不調の3台を再起動させることも検討していく。

 JAXAはホームページhttp://www.jaxa.jp/article/special/hayabusa/index_j.html

 また、(http://hayabusa.sci.isas.jaxa.jp/shape.pl)で、はやぶさが撮影した画像や、画像を基に立体的に再現したイトカワの形状などの公開を始め ました。

   
   5月2日     針金のハンガー
 

  さぁ〜、このオブジェは何でしょう。

写真をクリックすると大きな写真になりますので、よくご覧になって下さい。

針金ハンガーの上に乗った椰子の実を半割にしたような物体がヒントになります。

そうです、木から降ろした巣です。何の巣かですって、「カラスの巣」です。

 カラスが公園の木に巣をかけました。下を通る公園の利用者を攻撃するようになるので、その前に撤去したのがこの巣の残骸です。
 東京では巣の材料が不足するので、物干し台やベランダから針金ハンガーを失敬して巣作りの土台にしています。
少しぐらい触っても崩れません。上手く組み合わされている、その組み合わせ方には感服します。

   
   5月1日     藤の花
   藤の花が満開になっています。

 当家の近所の藤棚の花房はさわやかな香りを放ちながら、大きな房を下げています。この藤棚の下で、お弁当を広げる家族や子供を連れたお父さんが子供の写真を撮っています。春の穏やかな昼下がりです。

写真をクリックすると大きな写真になります。4/29撮影

 

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