【ニューヨーク時事】ユーモアがあって考えさせられる独創的な研究を表彰する「イグ・ノーベル賞」の授賞式が9月29日、米マサチューセッツ州のハーバード大学で行われ、「わさびのにおい」を使って睡眠中の聴覚障害者らの覚醒に成功した滋賀医科大学の今井眞講師ら研究者7人が「化学賞」を受賞した。日本人の受賞は5年連続。
今井講師らは、わさびのにおいには睡眠からの覚醒作用があり、特に聴覚障害者に有効であることを臨床実験で実証。火災時に睡眠中の聴覚障害者や耳の遠い高齢者らが逃げ遅れる問題を解決するため、警報音の代わりに「わさびのにおい」を使って知らせる火災報知器の開発に道を開いた。
このほか、「医学賞」は尿意が意思決定に及ぼす影響を調べた米ブラウン大学などのチームに、「公衆衛生賞」は高速道路で運転するドライバーの注意力の散漫について研究したカナダ・トロント大学のジョン・センダース氏にそれぞれ贈られた。「心理学賞」は、人がため息をつく理由を解明しようとしたノルウェー・オスロ大学のKarl
Halvor Teigen氏が受賞した。
文;Yhooより、写真はTBS−TVより
制作販売しているのは東京・江東区シームスで、耳の聞こえない親たちが夜、子供にどんな事が起こっても分からないし、ましてや自分たちに非常事態が迫っていても分からない。イグ・ノーベル賞どころかノーベル賞ものの大発明です。その優しさが人の命を助けるのです。
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