[最近思う事] 2004年

 思う事が少なくなってきた年頃ですが、頭の運動にキョロキョロしながら身近な話題を伝えていきたいと思います。疑問・励まし・ご意見がありましたら  「掲示板」  に書き込んでください。そこから話題が広がれば”また楽しや”です。

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   6月30日   新たな詐欺”フイッシング”
 

 アメリカで今問題になっている、インターネット新手の詐欺です。
 無差別にメールを送りつけ、「貴方の使用料が今月引き落とせませんでいた。つきましては、再度正しい情報を入れ直してください。」と、言ってクレジットカードの番号、生年月日、住所、氏名を送信させるものです。これは、メールからホームページのアドレスへ飛んで、個人情報記入欄から各種の情報を記入させるものです。このホームページが本物そっくりですから、インターンネットを使い慣れた人ほど騙されます。その後はどんな被害が出るか、想像をするだけで背筋が凍ります。
 日本でも、Yahooで出ています。内容的には同じで、改めて個人情報を入れさせ、その情報を利用して悪さをするものです。どんなに注意をしても本物そっくりですから、騙されます。一番の発見法は電話して当事者に確認を取る事です。
 また、インターネットに軽々しく個人情報を載せてはいけません。クレジット番号や生年月日は御法度です。

   
   6月29日   蜘蛛の巣
 

 蜘蛛の糸は大変幾何学的で造形的にも美しいものです。
 この蜘蛛の糸に捕まる昆虫は糸に着いたネバネバが鳥もちの働きをして獲物を捕らえます。では、なぜ、蜘蛛本人(?)は絡まらないのでしょうか。
 前にミズスマシの話をしましたが、ミズスマシは足の先にアブラを分泌してその水をはじく作用によって、水面に浮かんでいる事が出来ました。このアブラを洗剤で取ってしまうとミズスマシも浮いていられず溺れてしまう事を紹介しました。
 この事から、想像していただいたと思いますが、そーなんです。蜘蛛も足の裏のアブラ分で自分の糸に絡まらずにいますが、そのアブラ分を取り去ると、何と蜘蛛も自分の巣に絡まってしまいます。足の裏ってそれほど重大なのです。
 足裏健康法もこれくらい重要な事!?なのです (^_-) ?

   
   6月28日   「とんぼ釣り」
 

 都会の中の彫刻です。「とんぼ釣り」 伊佐周作 
 姉弟の情景が浮かんできます。私の子供の頃にはごく自然にあった光景です。とんぼを捕るには、とんぼの目の前でクルクルと指を回して、目を回して(?)捕らえたものです。本当にとんぼは目を回して捕まえることが出来たのでしょうか。また、すーっと近づいて人差し指と中指で挟んで捕らえる名人小僧もいました。
 暑い暑い盛りの昼下がりの記憶です。

写真をクリックすると大きな写真になります。

   
   6月27日  立葵 (タチアオイ) 
 

  

 立葵の花が都会の中で精一杯自己を主張しています。

 別名  「葵」(あおい)、「花葵」(はなあおい)、「梅雨葵」(つゆあおい)、「唐葵」(からあおい)、と色々言われますが、梅雨の時期に咲くので、  「梅雨葵」 と呼ばれます。  梅雨の時期の代表花は紫陽花(アジサイ)と言われますが、本来の梅雨の時期の花と言えばこの「立葵」を指していました。いつの頃から座を明け渡してしまったのでしょうか。         

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 徳川家の紋所の「葵の御紋」はこの花の葉でも連想出来ますが、「双葉葵」の葉を表したもので、この立葵とは関係有りません。双葉葵の別名、「カモアオイ」は,賀茂神社の葵祭りに使われたことによります。

   
   6月26日   夢の島の風力発電
 

  ドンキホーテではなく、手塚治虫氏のイラスト入りの風力発電機が完成し、稼働を始めています。

  

 役所の正式名称で言うと「江東区若洲風力発電所」と言います。
 
風力発電機の大きさは、タワーの高さが60m(20階建てのビルに相当)その頂点に発電機が乗っています。羽(ブレード)の長さ40m(直径80m)、風車の最大高さが100mにもなります。この風力発電機で最大約2000kwの発電能力と、それによって1万本以上の木を植えただけのCO2(炭酸ガス)を減らす事ができるのと、同じ事だと言われます。
 このタイプの発電機が各所に見られるようになりました。イメージアップには良いのでしょうが、本格的に稼働するようになるには、まだまだ先になるようです。 早く実用化の道を歩んで欲しいと思います。

 去年9月13日にも風力発電を取り上げていますが、同じタイプですがこちらの方が一回り大きくて国産です。

   
   6月25日   ロールス・ロイス
 

  アフリカの砂漠で故障したロールス・ロイスのオーナーが、通りすがりの旅人に連絡を託して待っていたら、部品を持ったメカニックがヘリコプターに乗って現れた、などという話をはじめ、ロールス・ロイスに関する伝説は、真偽はともかく数多い。なかでも走行中の車内で聞こえるのはキンツレの時計の音だけという話は、代表的なものだろう。この出典は、1952年に雑誌と新聞に掲載された広告から。疾走するロールス・ロイスの写真の下に配された“At 60 miles an hour the loudest noise in this new Rolls-Royce comes from the electric clock”というコピーは、その静粛性を神話化し、制作者のデビッド・オグルビーと彼の広告代理店は、世に知られるようになったのだった。

 静粛性は確かに静かだったようで、車名にも「silver ghost(シルバー・ゴースト)」と命名されていました。でも、日本車のクラウンやセドリックの方が計測上静粛性は上のようであったが、乗り心地、質感、ステータス感のトータルではロールス・ロイスに軍配が上がった。

 砂漠の話の後日談。修理の請求書がいつまで経っても届かないので、ロールスロイスの本社に問い合わせたら「当社の車が故障するはずはありませんので、何かの間違えでしょう」と無視されたと言う事です。これも、広告向けの臭い話です。

 今では、ロールス・ロイスと言えば、車より航空機のエンジンで有名です。旅客機・ジャンボジェットのエンジンもロールス・ロイス製です。

http://www.geocities.co.jp/MotorCity/3430/dai_2001.html  ロールス・ロイス大集合です。

   
   6月24日   睡蓮
 

 水辺の涼しさを求めるようになってきました。
 水に浮いたスイレンの花です。蓮の花は水面から立ち上がって咲きますが、このスイレンは水面に浮いています。なんとも、のどかですがすがしい。

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   6月23日   可愛い花の群れ
 

 苔のように地面にはうように群れて咲いています。あまりにも小さく可愛いので取ってきました。いえ、撮ってきました。花の名前は分かりませんし、花屋さんで売っているような花でもないし、綺麗が故に困った花です。「花の名前はこうだよ。」と綺麗な方からの返事を待っています。

写真をクリックすると大きな写真になります。

「タイトゴメ(大唐米)  ベンケイソウ科」 の花と判明しました。とこさん有り難う、掛ける二乗。花の主ですら名前の分からなかった、この花が可愛さ百倍です。

   
   6月22日   台風接近
 


 台風6号が接近中の鬼怒川の山肌です。温泉気分は味わえましたが、外出が出来なく真っ直ぐ御帰還となりました。まるで泊まりに行っただけの温泉宿でした。

   
   6月20−21日   夏至
 


 6月21日は夏至(げし)です。

 二十四節気の一つ.太陽黄経90度.
  夏至は太陽が天球上で最も北に位置する日です。北半球ではこの日に太陽の南中高度が最も高くなり、昼間が最も長く、夜が最も短い日となります。冬至に比べると、昼間の時間差は4時間50分もあります。夏至: 昼14時間35分/夜9時間25分 冬至:昼9時間45分/夜14時間15分‥いずれも 東京の場合。本州では梅雨のため日照時間は冬至の頃よりも少ない時もある。極地では太陽の没することがない 白夜が見られます。北海道は梅雨がないといわれているが、「えぞつゆ」といって梅雨のような天候が現れることもあります。

 「夏至今日と思ひつつ書を閉ぢにけり」  高浜虚子

   
   6月19日   ツバメの巣
 

 東京ではなかなか見る事が出来なくなってしまったツバメですが、その巣作り・子育ては今が最盛期です。その巣作りについて二題。

 その一、今建設中の高層マンションに二羽の夫婦のツバメが新居を造ろうとして工事現場を飛び交っています。人間の新居にツバメの新居が併設されても不思議ではありませんが、設計図にない設備は認められません。内装が始まる前のがらんどうの室内に作り始めましたが、内装が始まると追い出されてしまいました。次にベランダのヒサシ部分に巣作りを初めましたが、塗装工事が始まるとやむ終えず巣を取り除いて工事に入りました。そんなに工事中の建物が気に入ったのでしょうか。ツバメも「二度有る事は三度有る」という、諺を知っていたのでしょう、その後は顔を見せなくなりました。今度はどんな所で子育てをしているのか、気になります。

 その二、こちらは銀行の支店の外装を直す工事です。早い話、外部を塗装する工事です。正面玄関のヒサシ下にツバメが巣作りをして、何羽かの雛を育てています。そこの部分を塗装しないと工事が完了しません。業者としては塗装して完了したいのはやまやまですが、業者、銀行の担当員両者の優しい心があったのでしょう。巣の周りを囲んで、そこは手を付けるのを止めました。工事中も職人が近づく事が有りますが、その合間を見てエサを運んでいます。シンナー臭くて、巣離れをした後で、シンナー中毒にならなかったかと心配したものです。

   
   6月18日   ネジバナ
 

 螺旋状にねじれた茎に紫の花が付いています。20cm位の背丈ですが、変わった花の付き方と可愛さがあります。また、ネーミングもそのものズバリ、忘れない名前になります。
 これでもれっきとしたラン科の花で、「もじずり」とも言われます。明るい草原などに顔を出しています。以外と身近に咲いていますよ。

写真をクリックすると大きな写真になります。江東区夢の島にて。

   
   6月17日   新手のメール
 

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初めまして。奈々枝
といいます。新しい出会いに惹かれてメールしてみました。最近別
れたばかりでちょっと寂しいので、友達からよろしくお願いします!仲良くなっ
てお互いを癒し合えるような関係になれるのが理想です。メール待っていますね!
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2004.6.14.着

引っかかるんですね、この手のメール。鼻の下の長い輩は、特に気を付けた方が良いですよ。
この後どお言う展開になるのか分かりませんが、推して知るべし。いい結果は100%有りません。

ご注意、ご注意!

   
   6月16日   町中の彫刻
 

 街の中に彫刻が増えてきました。公園や駅頭のような所には前々から有りますが、これはビルのオーナーが玄関先のベンチに設置した物です。等身大ですから、遠くから見ると猫と少女が日向の中で音楽を楽しんでいるかのようです。お隣の空いているベンチに座っていると彫刻に負けそうです。

「春」 黒川晃彦作 1998 JR四谷駅前

 

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