[最近思う事] 2004年

 思う事が少なくなってきた年頃ですが、頭の運動にキョロキョロしながら身近な話題を伝えていきたいと思います。疑問・励まし・ご意見があ りましたら  「掲示板」  に書き込んでください。そこから話題が広がれば”また楽しや”です。

                                                 《 2月下旬へ》

   2月15日   
 

 畑に降りた霜で白く化粧をしたようになっています。
 立春が過ぎても直ぐには暖かくなりませんが、2〜3ヶ月も過ぎるとこの畑にも青葉が覗く事でしょう。今が一番寒いのかも知れません。吐く息も白くなっています。

茨城・土浦にて

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   2月14日   エスカレーター
 

 東京ではエスカレーターに乗る時は左側によって乗ります。急ぎの人は空いている右側を駆け上っていきます。
 ところが、大阪では逆に右側によって乗ります。東京者の私が左側にぽつりと乗っていると、列が乱れます。慌てて右に寄りましたが、お上りさんはだめですね。この話は東京と大阪の違いを表すのに象徴的な事例で有名です。
 しかし例外はどこにもあるものです。新幹線新大阪駅。ホームに上がるエスカレーターは東京流の左側によって乗る人が大勢を占めています。考えると東京に帰る人達ですから、自然と東京流になっていたのでしょう。
 右と左の違いの境界線は名古屋あたりでしょうか? お分かりの人は教えてください。もしかして、名古屋は雑然として乗るのでしょうか。名古屋の貴方。教えて!

 とこさんからの便り、名古屋では東京方式で左側に乗るそうです。ありがとうございました。
ところで、境界線はどこになるのでしょうか? だれか教えて!

   
   2月13日   南海電車の特急電車
 

 関空特急「ラピート」50001系。いまや南海の看板としてすっかり定着し ています。
 大阪・なんば駅で発車を待つ関空特急「ラピート」 号。まるでロボットの顔です。超個性派の特急電車ですから、私でも知っていましたが本物を見ると感動です。

 どうして、難波駅は「なんば」駅と言うのでしょう。読める人が少ないから? 柔らかく見えるから? 地方から出てくると、漢字だと思っていたのがひらがな表記になっていると別の駅かと勘違いします。

   
   2月12日   新幹線
   しばらくぶりに新幹線に乗りました。早くなりましたね。3時間台が「のぞみ」で約2時間半で東京・新大阪間を結んでいます。この時間でしたら、十分仕事をこなして日帰りで十分です。都内でも交通渋滞や電車から電車またはバスに乗り継いでいくと、結構イイ時間が掛かります。
 乗り心地も良いのですが、楽しみにしていた富士山も浜名湖も名古屋城も見失って景色には振られてしまいました。資料や本に目を通しているとアッという間に通り過ぎてしまいます。かといって、ず〜っと、景色を眺めている訳にもいかず難しいところです。
 乗客の携帯電話の使用方法を眺めていましたが、マナーは最高。デッキで利用するのが当たり前のように自然とそこで通話をしています。車内は快適な空間に保たれていました。

 チケットショップで切符を買い求めると千数百円安くなるのは知っていましたが、インターネットを利用するともっと安くなると、帰ってきてから聞かされました。情報って、有価なんですね。改めて感じました。

 大阪の食べ物って、関東には無い美味しい物が沢山あって、食べたいものが山積みです。

   
   2月11日   帰ってきた「たまごっち」 バンダイ、結婚や2世も
 

Photo  バンダイは3日、一大ブームを巻き起こした携帯液晶ペットゲーム「たまごっち」の、8年ぶりとなる新タイプを3月20日から発売する、と発表した。赤外線通信で他のたまごっちと友人や恋人になれ、うまくいけば結婚や2世誕生にたどり着くなど、コミュニケ ーション機能を充実させたのが特徴だ。
 新タイプは「かえってきた!たまごっちプラス」。画面のペットにボタン操作でごはんを与えるなど、世話をすることで成長していくのは従来と同じ。世話を怠ると死んでしまう。
 ペットにオス・メスの区別があり、他のたまごっちと赤外線通信することで「仲良し度」がアップ。カップルの場合は、結婚、産卵まで進むことができる。
 価格は1980円で、今春から夏にかけ欧州や米国でも販売。来年3月までに200万個の販売を目標にしている。(共同通信) [Yahoo2月3日19時4分更新より]

   
   2月10日   富士山
 

 東京から見える富士山です。最近天気のいい日は富士山が展望できます。日の出の直後ですからビルの一部が光を反射させて光り輝いています。
 荒川放水路から都心を抜けて富士山が展望できます。夕方は夕焼けの中に黒く沈んだ富士山を望み見る事が出来ます。首都高速平井大橋より。

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   2月9日   
 

 当家の梅の花が一部開花し始めました。一〜二分咲きでしょうか。蕾もふくらんでまもなく満開になりそうです。去年も2月15日に満開になっています。その1週間前には今年と同じ状況でした。東京はこの冬、氷点下に下がった事が一度もありません。寒い寒いと言っても例年から比べると暖冬なのでしょう。でも、花って律儀にカレンダーを守っています。

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   2月8日   山口昭さん
 

 北海道の住宅会社「株式会社木の城たいせつ」の創業オーナー、山口昭さん(72)は北海道の森林育成から住宅建設まで一貫経営し、地域資源活用型のビジネスモデルを作った。安い輸入材よりも、地元の間伐材を活用して「地産地消」も徹底した。「たいせつ」には、「耐雪」と家族三代が暮らせる「大切」な住宅との思いを込めている。

 周辺からも激しい非難にさらされたが、ここ数年の間に風向きが変わった。2月3日、社会問題の解決に一石を投じたとして第1回企業フィランソロピー大賞(社団法人 日本フィランソロピー協会主催)を受賞した。

 フィランソロピーは「人間愛」「慈善」を意味するが、利益の一部を社会に還元する企業だけではなく、本業での社会貢献を評価するために創設された賞だ。自然の中で何ひとつ無駄なものはない、と企業理念に「もったいない」精神を掲げているが、その思想は21世紀の循環型社会を支えるという。

 「北海道の自然環境を守り、北海道の人間を守り、北海道という地方を守る、いわば生命地域主義の実践なのです」。山口昭さんは会社の経営哲学を明確に語る。そこから地域で自立し、地域を再生させる会社の姿がくっきりと浮かんでくる。 (毎日新聞2004年2月2日東京朝刊より抜粋)

企業フィランソロピー大賞 受賞理由:「地産地消」の考えを実践すべく、北海道の森林育成に始まり、製材から住宅建設まで、木と住宅のライフサイクルを自社で一貫経営し、地域資源活用型のビジネスモデルを確立した。また、通年施工・通年雇用を実現することで、冬は失業保険で暮らすのが常識だった道内建設業界関係者の意識を変革し、経済社会モラルの向上に貢献。さらに、毎年繰り返されてきた落氷雪事故を解消するため、いち早く「無落雪建築」の専業化を宣言し実践した。
これらの先駆的な取り組みを「株式会社 冬総研(ふゆそうけん)」(同社シンクタンク部門)を通じて、世界規模で広めるなど、「波及性」においてもその努力は顕著である。

 良いですね、こーゆう努力が実を結ぶって、良い事です。悪い事はパーッと広まりますが、地道に善行(?)を積んでいるって、なかなか評価されませんよね。大いに拍手です。
 10月12日に紹介した世界に桜「陽光」を送り続けた 高岡照海さんも個人でこの賞を受けた人です。

   
   2月7日   野良犬、野良猫
 

 最近「雑種でも良いから犬がほしい」と言う人はいますが、その雑種を見付けるのが難しくなってきたようです。獣医さんが言ってましたが、「昔は”野良”がどこにでもいて、そこらじゅうを闊歩していたものですが、最近はとんと見かけなくなった」と言います。その上 、お座敷犬が増えて、みんなお利口さんになって、雪が降っても庭を駆け回る事など無くなりました。その結果、雑種犬は激減し、今では貴重な品種(?)になったようです。
 雑種は丈夫で頭が良いのが多いのに残念です。 犬ほどではありませんが、猫も同じ状態にあるようです。

 東京ではとんと見かけなくなった横浜の”野良猫”です。

   
   2月6日   心臓のペースメーカーはそんなにヤワではない
 

 最近電車に乗って携帯電話の電源を切ってくださいのサインは無くなり、「マナーモードにしてください」、の広報に変更になっているのにお気づきですか。
 その訳は、心臓のペースメーカーを作っているところからのクレームによります。心臓に埋め込まれている、ペースメーカーはそんなに柔ではなく、そんじょそこらの電波によって誤動作するようなチャチな代物ではないと言う事です。携帯ぐらいの電波で誤動作するような器具であったら、日常外出はおろか自宅にもいられません。製造メーカーでは絶対電波で誤動作するような商品ではないと主張しているものです。それを受けて、携帯各社や交通機関がトーンを落とした広報になったのです。
 私が思うに、実のところ、公共の場で携帯電話のマナーの悪さは限界を超える事が多々あります。それを是正するために、病人を盾にして強制的にマナーを押しつけてきたのが現実です。携帯の電波障害は皆無だとは言いませんが、許容誤差の中に収まっています。 放送電波、業務無線、緊急無線など、携帯電話以上の強力な電波が都市の中に沢山流れているのが現実です。

 素直に言えばいいのです。「他人に不愉快になるような使用方法はおやめ下さい」と広報すればいいのです。

   
   2月5日   携帯電話のユニークな使い方
 

 私の友人の娘さんは女子高校生です。地方の雪深いところに住んでいますので、お父さんと一緒に朝お出かけです。その車の中での出来事です。
 助手席の彼女は携帯電話で、盛んに自分の頭を撮影しています。撮影された映像を見ながら丁寧に髪型を直しています。そーなんです。鏡代わりに携帯を使っているのです。鏡では左右は逆に 写りますし、合わせ鏡をしないと後頭部は確認できません。携帯電話のカメラなら後頭部でも、どこでも客観的に映像として映し出されます。それによって確実に寝癖の跡や分からなかったところを、修正できるのです。
 物の価値を一元的にとらえている、頭の固い我々(いえ、私)は想像する事も出来ないユニークな発想を頼もしく思うのです。がんばれ若者!

   
   2月4日   キリ番
 

ホームページご来館ありがとうございます。

 おかげさまで当ホームページも累計二万人目のご来館者を間もなく迎える事になりました。
で、キリ番を踏まれた方に、記念品を用意しました。二万人目ジャストの方と、二万1人目の方との二人に”ぐい呑み猪口”を進呈します。運悪く(?)踏まれてしまった方は、その場で「何番踏んじゃったよ」とメール下さい。
写真の有田焼ぐい呑みをプレゼントします。

 

   
   2月3日   十代目桂文治
 

 くりくりとした目と、歯切れの良い江戸弁で笑いをふりまいた落語家の桂文治(かつら・ぶんじ、本名・関口達雄=せきぐち・たつお)さんが、31日午後5時17分、白血病による腎不全のため亡くなった。80歳だった。

 1924年1月14日東京生まれ、父親は初代柳家蝠丸(ふくまる)。1946年に桂小文治に入門して”小よし”と名乗り、さらに”伸治”と改名した。58年に伸治で真打ちに昇進したころから、「源平盛衰記」、「お血脈」などの地噺(ばなし)や、「あわてもの」などのこっけい噺で売り出した。

 79年に十代目桂文治を襲名。江戸っ子らしいすっきりとした語り口と、とぼけた雰囲気で愛された。得意演目は、ほかに「二十四孝」、「親子酒」、「反対俥」などがあった。書道や絵画の腕前も個展を開くほど玄人はだしだった。 書壇院南画部審査員(画号、籬風)。

 99年から落語芸術協会会長を務め、昨年12月の臨時総会で今年1月いっぱいでの勇退を了承された。1月下旬に体調を崩して入院。亡くなった31日が任期最後の日で、2月1日から桂歌丸さんが会長に就任することになっていた。81年10月三越落語会に出演、芸術祭最優秀賞受賞。96年3月に芸術選奨文部大臣賞、2002年に勲四等旭日小綬章を受けた。

 寄席での文治師匠は明るく、場内笑いの渦に巻き込み、独特の芸風であったのに悔やまれます。合掌。

   
   2月2日   横浜
 

 「港の見える丘公園」から見下ろした景色です。

  

 いま横浜は東京の渋谷から一直線で、ここ横浜まで35分で来てしまいます。横浜の地下鉄が完成し、東急東横線が相互乗り入れして、実現したのです。2月1日から運転されています。横浜の中華街まで東京・渋谷から直通運転です。隣の小高い丘の上にあるのがこの「港の見える丘公園」です。近隣には外人墓地や異国情緒の観光地が沢山あります。二人で歩くには最高のロケーションです。

   
   2月1日   1年が早い
 

 日が経つのがなんと早い事なんでしょう。1月は既に飛んでいってしまいました。
年取ると一年が早いと言いますが、やはり歳のせいでしょうか。

 ある人が言っていましたが、それは本当のようです。それは、乳児期や幼児期では1年が経つのは非常に永いものです。例えば6歳だとすると、1年の長さは人生の永さの6分の1です。20歳では20分の1です。40歳では40分の1の永さです。やはり年を取るにしたがい1年は短くなるようです。
・・・と言う事は、私の1年はもっと短い。ああ!なんと言う事でしょう。

 逃げる2月を押さえ込む事にしましょう。

   

 

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