[最近思う事] 2007年
 

 思う事が少なくなってきた年頃ですが、頭の運動にキョロキョロしながら身近な話題を伝えていきたいと思います。疑問・励まし・ご意見がありましたら  「掲示板」  に書き込んでください。そこから話題が広がれば”また楽しや”です。

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   6月30日     酔っぱらい運転の厳罰
 

 1877年6月30日(明治10) 初の交通規制が制定され、泥酔者の馬車運転が始めて禁止される。

 そして現在は、新法が成立して、酒酔い関係がおおむね倍になります。 例えば、酒酔い運転で捕まると、3年以下の懲役50万円以下の罰金が、5年以下の懲役100万円以下の罰金となります。その上に反則点が15点になって、即免停になります。プロドライバーは明日からの生活が成り立ちません。
 お酒は絶対いけません。明治の時代から言われ続けてきた事ですから。

 飲酒運転やひき逃げ(救護義務違反)など、 悪質な交通違反の厳罰化を柱とする道路交通法改正案が先日衆院本会議で可決、成立した。強化された罰則は成立から3ヵ月以内の施行をめざしており、9月にも施行される見込み。
 改正法は、
▽自転車の通行区分の一部変更
▽後部座席のシートベルト着用義務化
▽75歳以上の高齢運転者への認知症検査の導入
▽ワイドミラー装着を条件に聴覚障害者に運転を認める。
なども盛り込まれ、1〜2年以内に施行する。
 また、飲酒運転をそそのかしたり、車両や酒類を提供する行為は、これまでは刑法の教唆・ほう助を適用して取り締まってきた。従犯扱いだったため、罰則は違反した本人の半分以下になっていた。改正法では運転者以外の周囲の責任を明確化し、そそのかしや提供行為自体を道交法で罰則付きで禁止する。
 飲酒運転など重大な過失による人身事故については刑法改正で「運転過失致死傷罪」が新設され、6月12日に施行された。今回の道交法改正と合わせ、酒酔いひき逃げ事故を起こした場合の併合罪での最高刑はこれまでの懲役7年6月が同 15年になるほか、酒酔いの過失致死傷事故の最高刑は懲役7年6月から10年6月になる。
 このほか、飲酒運転の取り締まり現場での検査拒否を、現行の「罰金30万円以下」から「3月以下の懲役、罰金50万円以下」に引き上げ、逃げ得を防ぐ。また、悪質な違反をした場合の免許欠格期間は5年から10年に延長。自転車の通行区分は、児童・幼児が運転する場合や車道での通行が危険な場合は歩道通行を認める。 

【毎日新聞・遠山和彦】

   
   6月29日     ヤブ椿
 

 ヤブ椿別名をヤマ椿といいます。その実です。食べる事はしませんが、この種から椿油を取ります。

 都心の公園に実を付けています。園芸品種の原種にあたりますが、その素朴さが良いのでしょう。

写真をクリックすると大きな写真になります。

   
   6月28日     ランチ
 

 今、亀戸は中華料理屋さんが元気です。

 この1年弱で3軒の店が開店し、どのお店も本場中国のコックさんが本格的な料理を提供しています。
 その上、安価なのです。昼のランチは平均7〜800円が相場ですが、500円ぽっきりのサービスをしています(左写真)。11時ごろから3時頃までお客さんが切れずに入っています。そのあおりで、今までのお店が待たずに座れるようになりました。
 ライスお替わり自由のこの値段で、やっていけるのでしょうか。他人事ながら心配になります。

   
   6月27日     クインテット - トルコ行進曲
 

 『ユーチューブ』では素敵な音楽がパレードしています http://jp.youtube.com/watch?v=LrPqBLlx8f8

クインテット - バレー「ガイーヌ」より剣の舞
クインテット - アルルの女組曲第2番4「ファランドール」
クインテット - クラリネット・ポルカ
クインテット - トランペット吹きの休日

等々盛りだくさんな楽曲を宮川彬良(アキラ)氏のピアノに乗って楽しい音楽が響いてきます。

宮川彬良氏ホームページ http://akira-miyagawa.com/

   
   6月26日     アンリ・カルティエ=ブレッソン
   「アンリ・カルティエ=ブレッソン 知られざる全貌」の写真展を観てきました。

 ”決定的瞬間”で知られるフランスの写真家アンリ・カルティエ=ブレッソン(1908-2004.8)展です。
1930年始め頃ライカの35mmカメラを使って、スナップショットの先駆者として写真を完成していきます。その鋭い感性が完成度の高さを示しています。

彼の写真に対する言葉を上げておきましょう。
「写真は頭と目と心で撮る」
「過去は学ぶもので、ひたるものではない」

東京国立近代美術館にて8月12日(日)まで。
写真はパンフレットより
http://www.momat.go.jp/Honkan/Henri_Cartier-Bresson/index.html

 

   
   6月25日     赤い靴はいてた女の子
 

 野口雨情作詞の童謡「赤い靴」にうたわれている女の子は、実在していたのです。

 その子の名は「岩崎きみ」ちゃん。明治35年7月静岡で生まれたきみちゃんは、3歳のときに母親「岩崎かよ」が再婚し北海道留寿都村に入植することになります。アメリカ人宣教師チャールス・ヒュエット夫妻のもとへ養子に出されました。母親は再婚相手とともに北海道の開拓農家で苦難を味わい、その後波乱万丈の人生を歩み、宣教師夫妻とともにアメリカへ渡ったであろうきみちゃんの幸せを生涯信じていました。童謡「赤い靴」は、そんな母親と親交のあった野口雨情によって、きみちゃんをモデルにして生まれたものです。

 
 
 

 ところが実際は、きみちゃんは船に乗らなかったのです。
 
渡米前に当時不治の病といわれた結核を患ったきみちゃんは出国できず、宣教師夫妻のもとから鳥居坂教会(写真上、六本木5−6)の孤児院へと身を託します。治療の甲斐無く一人寂しく幸薄い9歳の生涯を閉じたのは、明治44年9月15日の夜でした。
 母を想い、育ての親ヒュエット夫妻を想いながら、ただ一人孤児院の片隅で亡くなったのです。
 きみちゃんが亡くなった孤児院は、明治10年から大正12年まで麻布永坂にあった鳥居坂教会の孤児院でした。今、十番稲荷神社(写真中)のあるところ、旧永坂町50番地にあったこの孤児院は、女子の孤児だけを収容する孤女院でした。

 鳥居坂を下りきり、麻布十番商店街のパティオ十番に立つ「きみちゃん像」(写真下)に会いました。

 一連の場所を歩いて、そんな幸薄い少女を思うと、胸がしめつけられる思いがします。 きっと当時はさまざまな事情があり、そんな時代だったのでしょう。 

 きみちゃんのお墓は青山墓地内の鳥居坂教会墓に「佐野きみ」の名で埋葬されています。

写真をクリックすると大きな写真になります。

 詳細は「麻布十番商店街振興組合」 http://www.azabujuban.or.jp/juban/kimicyan/akaikutsu.html にあります。

   
   6月24日     眼鏡洗浄
 

 眼鏡屋さんの店頭には無料眼鏡洗浄器が設置されているのをよく見受けられます。

 眼鏡を使う者にとっては大変ありがたいサービスですが、この使用説明書が大変分かりずらいのです。
 大変親切に書かれた説明書には感心しますが、大切な
親切心が欠けています。なぜって、眼鏡をこの洗浄機に入れると、小さな字の説明文が読めなくなるのです。眼鏡を掛けているときは十分読み下せますが、その眼鏡は洗浄機の中です。
 また、「スイッチを押す」と書かれていますが、日向の店頭ではゴマ粒のような小さなランプでは確認が出来ません。後で分かった事ですが、スイッチが入ると点滅するのですが、力のない(?)私は反押しだったのでしょう、作動していなかったのです。
 「分からなかったら、店員を呼んでください」と書いてありましたが、後の祭りでした。

 眼鏡を付けているときと、外したときはこの様に異次元の世界なのです。

写真をクリックすると大きな写真になります。

   
   6月23日     ベンチ
 

 四国地方では水不足が深刻になってきたようですが、東京も梅雨入り宣言した6月14日の翌日から、雨無しの30度を超す夏日が続いています。

 あまりの暑さに日向のベンチには座る人さえいません。原色に塗られたベンチが暑い日射しの中で熱気を発散させています。

 聞こえたのでしょうか。前日は一日中梅雨のようなシトシト雨が東京に降り続いていました。でも、今日からまた晴れそうです。

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   6月22日     SONYの携帯電話機
 

 SONYがやっとワンセグ(地デジ)が観られる携帯を出してきました。(写真、SO903iTV。本日発売)

 ドコモでは遅すぎた発売です。6ヶ月前には他メーカの製品が販売されています。SONYがやっと、どん尻で発売に漕ぎつけました。
 あのSONYがどうして、こんなにも発売が遅いのでしょうか。その上、他機種から比べても、アンテナの格納や取り出しが故障のトラブルにつながりかねない、使い勝手の悪さでイマイチです。最後に出されるのでしたら、他社の欠点を取り除いた完結版で出て来るべきで、その辺のGOサインを出した、社内の体制が疑われます。
 SONYの不振の原因がここにも出ているような気がします。携帯では既に、次のバージョンが出そろっています。そのバージョンは一つの携帯に二つの番号を乗せられる機種です。その機種すら発売出来ないのです。お客さんはSONYの最新バージョンだと言われる写真の携帯でも機種番号からすれば一時代前の番号ですから、最新機種を買ったような気がしないでしょう。
 そこまで、発売のタイミングがずれるのは、技術が付いていけないのか、社内の態勢が悪いのか、携帯には力を入れていないのかでしょう。

 SONYの善戦を期待します。

   
   6月21日     梅の実
 

 当家の盆栽の梅に実がひとつなりました。

 未だ不思議でなりません。盆栽仕立てのベランダの梅の木に、花は毎年楽しませてもらっていますが、実がなるなんて。

 子供だと思っていたのに、知らない間に大人になっていたんですね。
 桃・栗3年、柿8年、とは言いますが、梅は何年ぐらいで実を着け始めるのでしょうか。

 今年2月1日にUPしたときの写真ですが、この中のどの花が実にまでなったのでしょう。

 桃栗3年、柿8年、の後に続く言葉は地方によっていろいろありますが、梅の言葉を採ると、
「桃栗3年、柿8年、柚子は9年で花盛り、梅は酸いとて13年(18年)」。
 左の梅は当家に来てまだ数年ですが、ずいぶんおませな梅です。
いえいえ、嫁にくるまでに、10年近く実家で育っていたのでしょう。

   
   6月20日     若竹
 

 筍の季節が過ぎて、竹としてすっくと立ち並んだ若竹達。

 ワインでもヌーボーと言われ、日本酒でも新酒と呼ばれ、半人前(?)扱いですが、出そろうと、一人前の顔になります。
 先輩の肌とは違った、若々しい緑の粉を吹いています。この粉が無くなると、一人前と呼ばれるのでしょうね。
 人間も(お尻の)青いのが取れると一人前の仲間入りです。

写真をクリックすると大きな写真になります。

 

   
   6月19日     女性は
 

 「女性はアクセサリーと愛と少しのお金が有ればいい

とは核心を突いた名言ですが・・・、

我が女房は「お金があって亭主留守がいい」と言います。この落差はどこから来るのでしょうね。

夢から覚めて現実に戻ると女性は・・・、
豹変するのでしょうか。
その豹変するターニングポイントはどこなのでしょうか。

   
   6月18日     結婚式
   東京・明治神宮の中で行われた結婚式です。
 今、客殿から、本殿に誘導されながら参拝客の見守る中、参道を歩くお二人。多くの祝福の声が二人に投げかけられます。二人だけ、または身内だけの閉ざされた結婚式も厳かなものですが、見ず知らずの人々からの祝福の言葉は二人の緊張した表情から、笑みがこぼれます。
 私もシャッターを押しながら、祝福あれと祈ります。

写真をクリックすると大きな写真になります。

   
   6月17日     紅白帽? 赤白帽?
 

 運動会が開かれていますが、一つの疑問をNHK放送文化研究所は 、まじめに集計しました。
結果は、

Q;小学校で運動会のときにかぶる帽子は、「紅白帽」でしょうか、「赤白帽」でしょうか。
A;地域・年代による差がありますが、全国的には「赤白帽(あかしろぼう)」が多いことが調査結果からわかりました。

 NHK放送文化研究所では、この帽子の呼び名についてウェブ上でアンケートをおこないました(2006年12月〜2007年1月、1748人回答)。体育や運動会のときにかぶる帽子について、通っていた学校での呼び名を尋ねたものです。
 まず全体としては、紅白帽(こうはくぼう)29%・赤白帽(あかしろぼう)60%と、赤白帽のほうが多い結果になりました。ただし地域による差が大きく、それぞれの回答者が通っていた小学校の地域別に集計してみると、紅白帽は東日本、特に北海道・東北で多く使われていることばであることがわかりました。
 また年代別には、赤白帽は若い年代になるほど多く回答されました。今後、赤白帽が使われる割合はもっと増えてゆくものと予想されます。
 なお、紅白帽・赤白帽のほかに、体育帽など、地域によってさまざまな呼び名があるようです。そもそも帽子の裏表が赤と白ではなく、別の配色のところもあります。
 放送で使う場合には、ローカル放送では地元での呼び名を優先し、全国放送では「赤白帽」と言う、というのも1つの方法ではないでしょうか。

http://www.nhk.or.jp/bunken/ NHK放送文化研究所調べ

   
   6月16日     ツツジ
   

 

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