日に日に色濃くなっていく街路樹。路に落ちた枯葉が風に吹かれて道端に寄せられていますが、掃除をしても、回収しても、翌日には元の木阿弥。

　ツワブキの花は冷たい色の葉の中から、明るい色の花を付けています。一番コントラストがあって目を引きつける色合いの危険色ですが、花びらで恋占いでもしましょうか。

　冬の代表的な花で、椿と混同してしまう花です。垣根に咲いている花としては素敵な花です。

　もう、松の根方にはワラの腰巻きが巻かれました。寒いカラ（？）なんでしょうね。植木屋さんに言わせれば、虫退治の冬の風物詩だと言います。

　これまで所有者だった都から建物を購入した浅草寺が「周辺の相場」に合わせて「年明けから家賃をこれまでの１６倍以上とする」という大幅値上げを提案した。マスコミは日本が誇る観光地を巡る大騒動、と報じていますが、果たしてそうでしょうか。

　９月に寺側から突然届いた「１０平方メートル当たり約１万５０００円の家賃を２５万円にする」との提案。約２０平方メートルある店は、約３万円から約５０万円にまで跳ね上がる。「拒否すれば『出て行け』と言われかねない。すぐに承服するわけにもいかない」。１６倍以上の大幅値上げとなるが、不動産関係者によると、立地などを考えると「妥当」な家賃だという。

　浅草仲見世商店街とは、浅草寺（東京都台東区）の参道約２５０メートル沿いに菓子店や土産物店など約９０店が並ぶ。台東区によると、商店街を含む浅草地区を訪れた観光客は、２０１２年の約２９１７万人から１６年は約３２３０万人まで増えた（いずれも推計）。外国人観光客の増加が目立つ。

　私が思うには、各店舗では大変な状況になっていますが、世間並みを期待するなら至極当然な事でしょう。浅草寺仲見世は繁華街と言われていますが、何の営業努力もせず、客が来るからと今日に到っています。その一番の弊害はどんなイベントがあろうが、商店街の就業時間が夜の７時にはシャッターを下ろしてしまい、田舎町の繁華街より暗くなってしまうのです。池袋・新宿・渋谷・銀座・六本木どの繁華街を見ても、繁華街として失格です。自分達だけのための営業時間で、お客だとか、町全体のことは全然考えていません。イヤなら止めれば良いのです。入りたく利益を出せる企業が後に続いている事を忘れないように・・・。

　終点東武浅草駅はデパート松屋のビルですが、売り上げが思わしくなく閉店してしまいました。駅を除く上層階は営業していませんでしたが、テナントが入ってビル自体が活気を帯びてきました。その屋上から撮った秋晴れの中のスカイツリーです。 

　市ヶ谷の堀端です。手前の土手際は下草が青々としていますが、濠の向こう側の桜並木は桜が咲いたように葉が色付いています。